年金アドバイザーについて雑感
本試験を終えてからTLに年アドの事をツイートしている方を散見したので3級は取っているのでその立場から書いてみようかなと。。。
年アドは不思議な事に最上位が2級で1級がありません。
何故なのかよくわかりませんが、2級と3級しかありません。
なのに、嗚呼それなのに2級と3級の難易度の差と言ったら。。。
私が取得したのが2013年なので一元化された今となっては説得力を持ち得ないかもしれません。。。
元々は銀行員の業務知識をつけるための資格です。
いつしか社労士試験の年金科目の前哨戦みたいな感じになってしまっているかもしれません。
私は2級は問題集を見た瞬間、そっと問題集を閉じて年アド2級はやめようと思いました。
問題丸々が事例問題で最初の計算をしくじると、後々まで引きずる構成になってました。
一方、3級では基本知識と事例問題が少しです。
この事例問題は、社労士試験に役立ちそうですが、先日の本試験を受けた感想から言えば、そうでもないと思います。
年金科目に全く触れていない人が3級を受けるのは勉強になるかもしれませんが、年金業務に触れている人や初学者でない人は最新判例や白書を読んでいた方がいいかもしれません。。。
つまり、2級じゃ難し過ぎるし、3級では簡単過ぎるという事です。
本試験の年金科目が難しかった。
年金科目を基礎からやり直そう。
あ、年アドって資格があるのか。
よし、これでやり直そう。
この流れはあまり意味がないと思います。
精神的に取得して安心したい方なら別ですが。
履歴書に書ける資格ではありますし。。。
3級を受けた時、ああ受かるなと思いました。
6割取ればいいわけですし、ほとんどが過去問からの焼き直しです。
年度などを直しただけの問題でした。
元が銀行員の業務知識の為のものなので当然ですよね。
今は見てないからわかりませんが、恐らく大して変わってないと思います。
一元化と言っても振替加算が変わるわけでもなく、在職年金がなくなるわけでもなく、実施主体が国以外になるだけです。
期間の合算などはあるかもしれませんね。。。
なので社労士がダメだから年アドから手をつけてみようというのは先日の本試験の感触からすると意味がないかもしれません。
加えて年アドは市販されているテキストや問題集が1社独占状態です。
他社からは恐らく出てないのではないでしょうか。
TACなどで講座があるようですが、市販されているという意味は独占状態なので価格も高いですし、内容も「これ見てわかるのか?」と思ったりします。
私は社労士の勉強してましたし、仕事で年金業務に触れていました。
完璧とは言いませんが、ある程度は身体に染み付いています。。。
なので安易に受験せずに社労士に再チャレンジしたいのであれば、そちらの道でこの1〜2ヶ月は模索された方が良いと思います。
年アド3級は無駄にはなりませんが、血肉になっているかと言えば怪しいところです。。。
ご参考になればと思います。。。
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